テレビ鑑賞「がんばれ!ベアーズ」

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我が家は昨年7月に引越しまして、それを機にケーブルテレビにしたのですが、ネットと電話もそちらの会社にお願いして、セット割引みたいな感じで結構 多チャンネル見られる状態です。
が…、ほとんど見ないチャンネルばかりで、もったいないからランクを下げようかと思ったら、そのセット割引が災いしてランクを下げてもあまり安くならないということで。
それなりに多チャンネルを楽しむしかないかと思っています。

その多チャンネルの中のシネマチャンネルで観たのがこの「がんばれ!ベアーズ

確か小学生の頃、テレビ版の「がんばれ!ベアーズ」が夕方 日テレの再放送枠でやってて(あしたのジョー再放送も確かこの時間だったような)、兄が観ていたので観ざるえなかった→面白くてハマった 感じでした。

でも金曜ロードショーでやったのを楽しみに観たら、この映画版だったので、何か違う気がしてしまい観なかったんですよね。



名作であることはわかってましたが、改めて観て感動でした!



ストーリーは弱小チームが生まれ変わり強くなっていくという、スポーツドラマの典型ですが、監督のバターメイカー(なんて美味しそうな名前)を演じたウォルター・マッソーのアル中おっさんの感じが最高でして!
私が入っていた少年野球のコーチにもソックリな人がいましてね^_^
酒飲みながら指導こそしてませんでしたが、常に酒臭くて やさぐれた感じで。
今思えば、あの人 バターメイカーに寄せてたのかなぁ…ってゆうぐらいです。

昨年DVDで観た「突破口!」とは打って変わり、元 冴えないプロ選手で今はプール清掃で生計を立てるという、監督役を本当に味わい深く演じています。

日本の俳優なら誰が演じられるだろう??
菅原文太さんかな。



女子ピッチャーのアマンダも可愛らしかったですね〜!こういう鼻っ柱の強いボーイッシュな女の子には弱いですよね〜。特にアメリカ映画に出てくるこのての女の子って何て愛らしいのでしょうか!(これといった例がすぐに思いつかないのが私の浅〜いところですm(__)m)



そして、バイクを乗り回す不良少年→ホームランバッターの彼、ん?どこかで見たな…と思ったら、宇多丸師匠ベスト映画で、私も一昨年「午前十時の映画祭」で2回も観てしまった「ヤング・ゼネレーション」で、ひときわ小柄な青年を演じていたジャッキー・アール・ヘイリーさんだったんですね!
「ヤング・ゼネレーション」では彼女思いの田舎青年って感じだったので、対照的でしたが、どちらも印象に残る演じっぷりでした。



そしてそして、この全体の感じ、どこかで見たと思ったら

あの「がんばれ!レッドビッキーズ」&「それゆけ!レッドビッキーズ」じゃないですか!

女監督に変えて、キャラクターも随分参考(パクり)にしたんでしょうね。イチャモンのキャラとか^ ^


懐かしいな〜。
「あばれ、はっちゃく」なんかもですが、子供が主役で、子供が観て楽しめるドラマって、今は無いんじゃないでしょうかね。

今は大人が観て感動?するドラマや映画が多いような気がします。
障害を持った子供が…とか、病気の子供が…とか。子供が犯罪を…とかね。

大人が興味を持った作品の方が、直接お金に結びつくからでしょうかね。



まぁ、とにかく「がんばれ!ベアーズ」は子供も大人も楽しめる映画です!




f:id:asahino03:20140223013225j:plainアマンダを演じたテータム・オニールちゃんは、晩年「セックス オン ザ シティ」にも出演とのこと。ちなみに私はキム・キャトラル女史の猛烈なファンです!
ゴーストライター」でのスーツ姿、切れてます‼︎(右端のお方 がんばれ!ベアーズ関係ないけど)





f:id:asahino03:20140223013905j:plain「ヤング・ゼネレーション」よりカッターズの皆さん^ ^ 左端がジャッキー・アール・ヘイリーさん。カッターズTシャツ欲しい!





f:id:asahino03:20140223014224j:plain「がんばれ!レッドビッキーズ林寛子さんが初々しいですね!今は今で好きです。いや今の方が好きです!あ、最近見ないですね〜
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映画「ラッシュ/プライドと友情」

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予告編ではあまり興味を持てなかったんですが、大好きなラジオ「たまむすび」で町山智浩さんが紹介してたのを聴いたら、俄然興味が湧きまして!「ライフ・オブ・パイ」の時もそうだったんですが、町山さんの紹介は、その作品の背景やら、監督や俳優のコアな情報がわかりやすく伝わるので、私のように映画好きだけど予備知識等は無く、作品や監督・俳優に対する拘りも特にないものにとっては、予告編などの映像よりも遥かに興味をそそられます。


F1はモータースポーツの最高峰として、男の子なら誰もが憧れましたよね!特に我々の世代ではセナ・プロ対決が有名でしたが、この作品では更に前のライバル対決が画かれています。

ニキ・ラウダはあの事故→大火傷を負った不屈のレーサーとして認識はありましたが、ジェームス・ハントは恥ずかしながら知りませんでした。ハントと言えばマークでしょ⁈豪腕でしょ⁈というレベルで。
しかし、ググりますと…まあカッコいい!今回演じたヘムズワーグさんより実物の方が数段カッコいいじゃないですか!これじゃナースもスッチーもたまったもんじゃないですね〜。

てっきり悲運のヒーロー ニキ・ラウダのためのストーリーかと思ったら、2人の天才が双方輝いていく本当に気持ちの良い作品でした!
まぁ、今年に入ってから観て損ナシの映画ばかりで本当に嬉しいです!

最後に、当時の名車も沢山登場!車好き必見映画ですよ!

f:id:asahino03:20140221105634j:plainこの6輪のミニカーを見ると絶対に買いたくなる!


f:id:asahino03:20140221105804j:plain当時はタバコの会社なんて知らなかった。ただただ黒&金がカッコよすぎ!


f:id:asahino03:20140221105930j:plain日本グランプリのシーンに何気なく停車してあります。セリカといったらこれですよ!

DVD鑑賞「カラスの親指」

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こちらも原作は読んでいましたが映画では見逃した作品でした。

まず原作者の道尾秀介さんの作品を初めて読んだ時、衝撃を受けまして。そのドンデン返しっぷり(叙述トリックというそうですが)に読みながら感嘆してしまいました。

映画公開後に道尾ファンになったので、劇場行けば良かったと後悔しましたね。

もう一つDVDで観たかったのは、今をときめく能年玲奈ちゃんがヒロインまひろを演じていたからです。

あまちゃん」は後追いで総集編でファンになった私ですが、紅白での あの潮騒のメモリーの一連の流れを、YouTubeで見ては泣くを、今年に入ってから繰り返しており、総集編しか見てないくせにあまロスしている次第です。
しかし、誰しも認めることですが、能年ちゃんの瞳の力は尋常じゃないですね。こんな娘の親だったら、四六時中目が離せなくなるんでしょうね。

村上ショージさんも良かったですよ。入川役=イルカに似てるって人選なのかもしれませんが、関西芸人が俳優として出演すると、関西弁のままいくというパターンがよくありますが、この入川という役は、この作品ではキーパーソン中のキーパーソンなので、変に関西キャラになったら原作の感じと変わってしまっていたと思うんですよね。

邦画をそんなに観る気がしないのは、特に原作を知っていたりするあと、自分の中での配役イメージと あまりに違う場合とかがあるからなんです。
例えば「カラスの親指」では主役の竹沢役は、私のイメージでは東京03のツッコミの方なんです。なんで?といわれても答えられないのですが、最初にそう思ってしまったからなんでしょうか。
邦画=原作が面白かったから観に行く ということが多いので、自分の勝手なイメージとはいえ、やっぱり原作のイメージからかけ離れてはいない配役を期待します。

とはいうものの、阿部寛の竹沢もなかなか良かったんですがね〜。ただ やひろの彼氏の貫太郎役は、太った役者さんの方が良かった気がします。竹沢の阿部寛と並ぶと丁度同じ位の長身痩せ型で、チームの中に同じ見栄えが2人は要らないように思うんですよね。

160分と長い映画なんですが、それくらいないと大事な伏線が表現しきれなかったんだと思いますね。

これからも道尾作品は映画化されていくでしょうから、見逃さないようにしめす、ら

DVD鑑賞「アウトロー」

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原作本は読んだけれど、映画は観逃していたのですが、ようやくDVDを観ることができました。
原作でのジャック・リーチャーは大男なのにトム・クルーズってどうなの⁇ → トムはトムでまた良かった! という論調が批評等を見るとよくあったのですが、まさしくトム・クルーズ版ジャック・リーチャーという感じで良かったんじゃないでしょうか。
私が初めて劇場で観た映画「トップ・ガン」の時から思っていた日本人には絶対にいない 格好いいなで肩の持ち主と再確認いたしましたm(_ _)m
個人的には アル・パチーノダスティン・ホフマントム・クルーズ三大なで肩俳優とでもいいましょうか、タイトな着こなしが凄く格好良くて好きなんですよね!ご覧下さい「レインマン」の2ショット
f:id:asahino03:20140215235133j:plain今回は ややだぶついたダサめの服が、着の身着のままのリーチャーらしさを出してましたね。

そしてまた、欧米女優にまだ見ぬ強豪がいたもんですね〜^ ^(私が知らなかっただけで有名女優さんでしょうが) ロザムンド・パイクさんの魅力にヤられましたね〜。
あのやや薄味の顔に金髪ダイナマイトボディ。そしてリーチャーは触れもしないという神々しさ。4月公開で楽しみにしている「ワールド・エンド」にも出ているみたいなので、絶対に観に行かなきゃと思いました。

そしてそして大好きな俳優さんロバート・デュヴァルも、「ウォルター少年と、夏の休日」のように強いじいちゃんで出てました。終盤での居眠りシーンは笑いました^ ^

最後に捨てゴロ タイマンで、リーチャーが止めを刺す技、あれ、アレでやってませんでした?アレですよ、アレ。
そう、あの片山刑事が、こんな感じの止めの刺し方やってましたよ!さてはパクったな^ ^

何度観ても飽きない鉄板のシリーズ!

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映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」

レオナルド・ディカプリオマーティン・スコセッシ監督のコンビは続いているようですが、私自身はこのコンビの作品を観るのは初めて。
スコセッシ監督といえば、なんといっても「タクシードライバー」ですよね!私はストーリーよりも、ニューヨークの空気感とか、着ていたタンカースジャケットとか、襲撃の際のモヒカン刈りに憧れたもんです。格闘技の試合にモヒカン刈りで臨もうと思ったら、ワイフに心底呆れられたので、ドラゴを意識した銀髪に変えたこともありました^ ^

さて この「ウルフ…」ですが、前回観たスコセッシ監督作品が「ヒューゴ…」だっただけに、そのハチャメチャぶりが、より際立ったというか、アメリカの底力?を見たというか。
私は結局 根が真面目なんでしょうか…、ここまで薬・オンナ・薬・オンナだと楽しめなくなってきてしまいましたね。
特に全般に出てくる低身長症の人を使った遊びとかは、小さい頃 近所のパチンコ屋駐車場に全女(全日本女子プロレス)が来た時に、ミゼットプロレスの人達が一生懸命にリング設営をしてたのを思い出し、なんだか切ない気持ちになりましたよ。

しかしながら、「ジャンゴ」の時も思いましたが、ディカプリオは悪役というか、性根が腐ったような役が超上手くて似合ってます。今度は逆に久々に、真っ当な人間を演じて欲しいと思います!

あとは脇を固める俳優陣が最高!ジョナ・ヒルは勿論、個人的に一番嬉しかったのは、「ウォーキング・デッド」で、あの最悪男シェーンを演じたジョン・バーンサルが、筋肉バカ男を演じてくれたこと。いや〜いい味出してます^ ^
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映画「なんちゃって家族」

シネマート新宿にて鑑賞。

昔買った 花くまゆうさく さんのプロレス本がトラウマのように印象に残っていまして。
プライド初期の頃だったかな…トム・エリクソンを掘り下げるあたりが本当に大好きで^ ^。
それからも 花くまさんのTwitterとかはチェックしてたんですが、花くまさんが推す映画にハズレなし!というか、好みが合うことが本当にわかりまして。
とはいうものの「サニー」「桐島」「きっと、」という誰もが認める作品しか観ていないことに気が付き、今度は火が着かないうちにオススメ映画を観に行こう!と思い「なんちゃって家族」へチャレンジしたわけです。

結果から言うと 超面白かったし、最高に後味の良い映画だったと思います!

なんちゃって家族となった4人のキャラが各々いい味をだしていて、なんとも言えない^ ^ 特に童貞息子役の彼は素晴らしい!こういう感じの中高生は世界各国、あらゆる人種でいるんですかね〜。とにかく愛らしいキャラクターでした(ナルニア国物語等で活躍されていたようですね)

元ホームレスのぶっ飛び娘役の彼女がまたカワイイ!ベッキーから真面目さを抜いたようなカワイさ(わかりずらいですね)。そして一番本物の家族の形に惹かれて行く。

そして元ストリッパーの母役。どストライクの熟女様です。降参ですm(__)mブラピの元奥様だったんですね〜。アンジェリーナ・ジョリーより10倍いいのに!



キャンピングカーで移動するロードムービー的なのにも弱いんですよね〜。「宇宙人ポール」もそうだけど、アメリカンな大きいキャンピングカーが荒野を走るのを、引きで撮られたりしたら、そこから釘付けですよね!


昨年の「きっと、うまくいく」に続き、とにかく観て損はナシ。ちょっと無理して観に行ったんですが、本当に良かった!
きっと、うまくいく」もシネマート六本木でまだやってくれてます!嬉しいな〜

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DVD鑑賞「21ジャンプストリート」

宇多丸師匠&甘酢師匠が絶賛していたのでレンタルし観てみました。

チャニング・テイタムは「コーチ・カーター」で、ジョナ・ヒルは「マネー・ボール」でしか観ていない私ですが、この2人(マッチョでバカ&デブで頭脳明晰)の警官ものなんて、面白くないわけないですよね!

とにかく最高でした!

ふと、これを邦画で制作するとなると誰が演じるのだろうと思ったのですが…

チャニング役=ケイン・コスギ、プロレスラーの誰か(棚橋?)、庄司智春…中山きん…

ジョナ役=田口浩正こぶ平、内山くん…


改めて欧米俳優の層の厚さというか、適材適所にハイレベルな役者さんが多いのではないかと実感した作品でした。

もちろん私が無知なだけで、日本でも多くの個性派俳優が活躍しているのでしょうが、どうしてもマッチョキャラはスポーツ選手系へ、デブキャラはお笑い芸人へと流れ気味に思えまして。
そうなると、やはりVシネマ色が強くなるというか、一気にC級映画並みになってしまう気がしますね。


田口浩正さんとか個性派俳優として大好きですが、さすがに高校生役はね…。


というわけで、日本でも本格的なマッチョ&デブ俳優(できれば若手)が誕生することを楽しみにしたいと思います!
駒木根さんなんて、もっともっと活躍していいと思うんですけどね〜





エンドロールでの化学の先生とのファックシーンは「そうでなきゃ!」って感じで最高でしたよ!
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