テレビ鑑賞「ナイロビの蜂」
この作品も劇場では見てませんが、何故かレンタル店でDVDパッケージを何度となく持ちながら、結局借りたことのない作品でした。
面白かった「羊たちの沈黙」や「ペリカン文書」に、パッケージからして何となく似てるからって理由でして、取り立てて興味があったわけでもないのです。
が、しかし、先日 町山さんが「ザ・イースト」の紹介をしていた際に、チラッと話しを出され、アフリカでの薬剤人体実験の話しと聞いて、是非見てみたいと思いまして。
正直、ナイロビで蜂の集団が人を襲って…なんて、残念な想像力しかなかったのです
おぞましい…
あらすじは他皆様の素晴らしいブログやwikiにて確認いただければよいのですが、まぁそれは悲しくもあり、深いお話でした。
始まって早々にレイチェル・ワイズさん演じる、妻 テッサ(‘テッさん’と呼ばれてた哲也という小学校の友達を思いだすな)が殺されてしまい、ガーデニング大好き外交官 夫 ジャスティンが、様々な思いを巡らせていくわけです。
浅〜い 浅〜い私は、ジャスティンのように、まんまと、薄汚い女め!黒人医師や旦那の同僚まで惑わずとは…と思ってしまったのですが、謎が解けていくにつれ、なんて良い奥さんなんだと、なんと健気なんだとシミジミでした。
ジャスティンとの出会いの時、曲がった事は絶対に許せぬという、魂を剥き出しに意見を述べる、あの姿がテッサという女性のすべてを現していたのに…
自分の思慮の浅さを痛感させられる作品となりました。
そしてガーデニング大好きジャスティンは、その愛に報いるように、彼女の奇跡を辿り、彼女の元に帰るのです。
悲しい結末ではありますが、彼女の思いを遂げてから…なので、むしろ最高の終わり方なんではないでしょうか。
ケーブルテレビ、ザ・シネマで思わぬ良い作品を見られて良かった‼︎
CMなしがイイね!
ナチュラルな美しさレイチェル・ワイズさん、ダニエル・カール じゃなかった〜
ダニエル・クレイグさんの奥様だったとは!
そしてジャスティン役のレイフ・ファイングさんは、007スカイフォールでMを演じてたというダニエル・クレイグ繋がりがあったんですね〜