Amazon動画「マイレージ・マイ・ライフ」
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ブライズメイズより少し前に観たの忘れてまして。
まぁカッコいいですよね、ジョージ・クルーニーって。私は男色ではありませんが、ジョージさんだけは惚れ惚れしますね〜。
本年度のアカデミーにもノミネートされている「ゼロ・グラビティ」でも光る演技を見せていますが、私の中でのBestジョージは、一昨年やはりノミネートされた「ファミリー・ツリー」です。
マイレージ・マイ・ライフのパーフェクトなスーツ姿とは打って変わり、Tシャツに短パン姿のジョージさんが、切ないお父さん役を演じ、日本国民が愛するアイランド・はわいを、らしい快晴と青い海を描かず、くもり空と普通の水の色で表し、それでいて魅力的なハワイを魅せてくれた素晴らしい作品でした!
私の一昨年観た映画ではNo.1の作品です。
「マイレージ・マイ・ライフ」から脱線してますが、「ファミリー・ツリー」で忘れられないジョージさんのセリフがありまして。
海の事故で危篤状態の妻→意識が戻らない中で妻が浮気をしていたことが発覚→意識が戻らないまま妻が亡くなる
わけですが、ジョージさんが妻に最後にかける言葉「さよなら、我が悩み」です。
彼にとって妻は、亡くなる直前まで悩みのタネだったわけですが、その悩みがなくなることこそ、彼にとって途方もない悲しみであるということが、演技に滲み出ていて、ご、ご、号泣でした。
私にとっても我がワイフは、まさしく悩みのタネではありますが(彼女からすればフザけるな!貴様こそ悩みじゃボケ!でしょうが^ ^)、彼女は私の中では、自分以上に大きいというか、命以上に大切な存在です。
ファミリー・ツリーのように妻を看取るのは絶対に嫌だと思ったものです。
このファミリー・ツリーのアレクサンダー・ペイン監督(最新作ネブラスカ楽しみです!)と共に、個人的に最も好きな監督が、この「マイレージ・マイ・ライフ」のジェイソン・ライトマン監督です。
他にも「JUNO」「サンキュー・スモーキング」そして「ヤング アダルト」と、ハズレ無しですね!
マイレージも含め、いずれも、一見強くて怯まない主人公が、あまりにもいたたまれなくなる瞬間の描き方が絶妙で、自分の事のように心が揺さぶられます…。
この作品でも、意を決して彼女の自宅まで会いに行くと…
そして電話告げられる彼女の言葉が… グサグサ刺さりますよ。
う〜ん、切ない。ジョージさん最高!
そして飛行機好き、というか空港の雰囲気が大好き!という方も、この映画は好きなんじゃないでしょうか。
私のように、滅多に旅行には行かないものにとって、空港の雰囲気を味わうだけでも、子供の頃の遠足や旅行の前のワクワク感を思い出すことができるんですよね〜。
アレックスを演じたヴェラ・ファーミガさん。大人過ぎません⁈ 裸エプロンは最高でしたが。
そしてナタリーを演じたアナ・ケンドリクス。酔っ払ってカラオケを熱唱してるところなんて、うまいなぁ〜。日本人のOLでもいそうでした。いるいる、こういう人。