映画「アメリカン ハッスル」

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本日 新宿武蔵野館にて鑑賞してきました。

武蔵野館でやってる映画は観たい映画が多いイメージがありましたが、初めて利用しました。

上映開始前のチャイムが小学校みたいで新鮮ですね!造りの古さは否めませんが、雰囲気は好きです。

お客さんも圧倒的に高齢者が多かったのも、立地条件だけでなく雰囲気が親しみやすいということもありそうです。


ネブラスカ」も上映してたのですが、もう一回観たい気持ちにも駆られましたが、あの「世界にひとつのプレイブック」のメンバーとあっては絶対に観なきゃと思っておりました。



内容はでは「世界にひとつの….」の方が好みであるのは間違いありませんが、役者さん達の演じっぷりときたら、鬼気迫る感じというか、プロだなぁ、メジャーだなぁって心底思える作品でした。



クリスチャン・ベイルの増量しての超変貌ぶりや、ジェニファー・ローレンスの見事な老け役の演じっぷりは、かねてから伝えられていましたが、今回鑑賞して一番私が驚いたのは、市長のカーマインを演じたジェレミー・レナーさんです!

あの善人市長さんを演じたのがジェレミー・レナーだったとは、観終わってwikiを見るまで全く気づかなっかったという…。


f:id:asahino03:20140313170952j:plain中央の
蝶ネクタイが…

f:id:asahino03:20140313171118j:plainこの人なんて‼︎

いや〜、メイク・髪型・衣装と、そして主演のベイルのように身体そのものを変化させての熱演は素晴らしいのは勿論ですが、このレナーの演じっぷりは、佇まいから何から本当に恐れ入りましたm(__)m

レナーといったらこんな役って私の中に刷り込まれているからなんでしょうが、固定観念ってのは恐ろしいもんですね。

今後の、物や人の見方まで考えさせられるような気分になりました。



そしてそして、デ・ニーロさんが恐ろしかったですね〜。

ゴットファーザーⅢでの若くてギラギラしているマフィアが年を重ねボスとなったみたいな感じで。

少し絞った感じで、ノーネクで緩いグレー系のシャツを着ているあたりが、円熟期を少し過ぎたけど、東海岸では絶大な力を誇るみたいな感じが、凄く出てました。

「世界にひとつの…」賭け好きオヤジとはまったく違っていてね。


ハリウッドスターは役によって減量したり増量したりするなんて話しの代名詞こそロバート・デ・ニーロだったと思うので、今回は他の出演者に見せ場は譲った形ではありましたが、イヤイヤまだまだ!ってところ垣間見た映画でもありました。


やっぱり凄い俳優です!



ここで、「アメリカンハッスル」とは全く関係ありませんが…

極 私的 デ・ニーロ作品ベスト3
を発表致します!


第3位
タクシードライバー
f:id:asahino03:20140313174855j:plainご存知 不朽の問題作!
雨の中 車を運転していると、頭の中でサウンドトラックが勝手に流れだします。



第2位
俺たちは天使じゃない
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なぜか私が行くTSUTAYAでは見当たらないし、テレビでも放送がないけど、ショーン・ペンとのコンビと物寂しい教会が忘れられません。



第1位
ミッドナイトラン
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最高のバディムービーです!
脇役達も最高‼︎